<新型コロナウイルスを寄せ付けない驚くべき鍼灸の効果 2通目>
■新型コロナウイルスの広がりが止まらない日本。その対策は?
外出にはマスク、帰宅後に手洗いうがい、とにかくステイホームと、新型コロナ対策に余念がない日々を送っていますが、新型コロナウイルスにかからないためには、そもそも免疫力を上げることがとても大切と言われています。
・自律神経とは?
・井穴刺絡(せいけつしらく)とは?
・免疫力と自己治癒力をアップさせよう!
■鍼灸で自律神経のバランスを整えよう!
ひとくちに鍼灸と言っても長くて太い鍼を用いる中国鍼灸や、沢山の鍼を腰や肩などに使う体のコリに特化したものなどざまざまありますが、おすすめは自律神経のバランスを整えることで免疫力を高める細い鍼を数本使用する日本式のやさしい鍼灸治療です。
自律神経は興奮したときに高まる交感神経と、リラックスしたときに高まる副交感神経があり、たいていの現代人は日々の忙しい毎日で交感神経が優位になってしまっているため、副交感神経をアップさせる治療がおすすめです。
継続して鍼灸治療を受けている人は免疫力が高くなっているので、ウイルスに感染しにくいとの報告もあります。
■実はトランプ大統領も行っている!?世界に広まる鍼治療
現在、中国・韓国・日本はもちろん、アメリカ・イギリス・フランス・ドイツなど20ヶ国以上で鍼灸治療が行われており、WHO(世界保健機構)も東洋医学は西洋医学と同様に効果がある医療であると位置づけています。
2017年8月、トランプ大統領は鍼灸等の東洋医学を痛みどめの薬剤の代替療法をして認める法案に署名をしました。
鍼灸がアメリカ連邦政府の法律文書に書き込まれるのは初めてとのことです。
最近はテレビでも東洋医学特集が組まれるようになり、ガンや糖尿病の治療やメンタル的な病の鬱などにも効果があるとして、世界の注目が集まる治療方法となってきています。
■鍼灸治療院に通うのを今はちょっと避けたい場合は...
本来であれば新型コロナウイルス撃退には免疫力を付ける鍼灸治療が大変おすすめですが、今は出かけること自体を避けたいという人も多いかと思います。
そんな時には自宅で簡単にできる井穴刺絡(せいけつしらく)という方法があります。
少し難しくなりますが、白血球の働きについて説明しておきます。
白血球は顆粒球とリンパ球からなり、これらは細菌ウイルスをやっつける役割を担っています。ストレスなどで交感神経が緊張すると白血球中の顆粒球が増加します。
顆粒球が増えリンパ球の割合が減ると炎症がおこり、血管が収縮して必要なものが細胞に届かず免疫機能低下につながってしまいます。
免疫を上げるには副交感神経を優位にし、リンパ球を増やすことが大切です。
手足の指の爪の付け根には井穴というツボがあり、このツボに針を刺し少量の出血をさせることにより白血球の顆粒球とリンパ球のバランスを整えることができます。
自宅では針を刺さなくても、指の爪の付け根を左右から指で挟みぎゅーっと痛気持ちいいくらいもめば、刺絡と同じような効果があります。
それも面倒という人は、洗濯バサミを5つ準備し指を上下、左右好きな方に挟めばOKです。始めは少し痛く感じるかもしれませんが、慣れてくれば問題ありません。
また、上下に挟む方が痛みは少ないようです。
洗濯バサミならどの家庭にでもあるかと思います。
リモートワークの合間に指を挟んでリフレッシュ!免疫アップしながら、目も覚めること間違いなしです。
■免疫力と自己治癒力アップのその他の方法
指もみ(指はさみ)以外にも、自宅でできる免疫力と自己治癒力アップの方法はいくつかあります。
免疫力を高める食事:玄米菜食・腹八分目を心掛けましょう。
特に玄米・雑穀・小魚・豆類・ゴマなど丸ごと食べられる食材は栄養がバランスよく含まれています。
根菜類・きのこ・海藻などの食物繊維は消化に時間がかかるため、長時間胃腸を刺激し副交感神経が高まります。また有害物質を排泄する効果もあります。
睡眠:12時までには就寝し、1日7時間程度の睡眠をとりましょう。
12時を過ぎて活動していると交感神経が優位になり、自律神経のバランスの乱れの原因になります。
入浴:体温+4℃の湯船に10分程度つかりましょう。
毎日入力を続けることにより基礎体温が上がってきます。体温が1℃下がると免疫が30%低下し、逆に1℃上がると最大5~6倍アップすると言われています。
運動:ウォーキングやヨガなど有酸素運動を取り入れましょう。
低酸素・低体温は体の不調や病気を引き起こします。ストレスを和らげリラックスできる運動を楽しく続けましょう。
・鍼灸治療は新型コロナ対策としてとても効果があり!
・治療院に通うのが今は怖いという場合は、自宅で指もみを
・もちろん、食事・睡眠・運動も大切!
在宅勤務で人とも接する機会がなく気分も落ち込みがちな毎日に、自宅でできる簡単東洋医学を取り入れて、元気に健康に過ごしましょう。
コロナバイバイ!